名興文庫を応援してくださっている皆様方、いつもありがとうございます。名興文庫 代表代理 天宮さくらです。この度は『ボウモアと海』出版停止の件でご心配をおかけしました。X(旧Twitter)に寄せられた数多くの意見を拝見し、大勢の方の期待を背負っているのだと改めて認識した次第です。
『ボウモアと海』は私が代表代理に就任する前より出版企画がスタートし、担当者は本作を深く愛していました。担当者には個人の裁量で出版・宣伝を行いたいという強い希望があり、2023年10月21日に私と担当者で行なった話し合いの場にて、『ボウモアと海』の全責任を担当者が担うという約束で全てを任せることとしました。
担当者は今回の騒動に対し、率先して事態の収拾に当たろうとしませんでした。
11月9日 自分の仕事は終了したと宣言した後、連絡手段をXのDMに限定すると一方的に連絡。以下、音信不通となる。
11月10日 私に一切連絡なく編集データを投げて寄越す。私がXの予約投稿を破棄するよう連絡しても無視。
11月11日 連絡手段をXのDMに限定すると発言したにも関わらず、私との相互フォローを一方的に解除。
この間、何度も担当者に呼びかけをしましたが、全て無視されました。
名興文庫 相談役 堅洲斗支夜は『ボウモアと海 第一巻』の出版前より、権利関係に問題はないか前代表と当該担当者に確認していました。その際、担当者は「問題ない」と言い切り、出版を押し切りました。
また、11月に今回の問題が浮上した際、相談役は担当者と20時47分から00時41分まで話し合い、問題解決に尽力してくださりました。しかし担当者は自身の法解釈に間違いは一切ないとし、相談役の意見に耳を貸さず、むしろ喧嘩腰のコメントを投げつけました。
本企画のスタートは名興文庫の前代表であった雑食ベアーの頃に立ち上がっており、『ボウモアと海 第一巻』の出版前に私がサントリーホールディングス様へ問い合わせするよう進言した際、雑食ベアーは私の意見を採用せず出版を決定しました。
この度はサントリーホールディングス様より寛大なご判断をいただきましたが、名興文庫として筋を通すべきというのが私の判断です。また、吹青夢視先生に負担と失望、大きな悲しみを抱かせたことが許せません。
よって、当該担当者と前代表雑食ベアーの責任に関する協議の結果、下記の通りになりましたので報告します。
担当者:名興文庫事業より引責脱退
雑食ベアー:代表職を完全に引退
今後は、私・天宮さくらが代表として運営していくこととなります。運営をより効率化・安定化させるため、法人化に向けて共に行動できないスタッフには脱退をお願いしました。また、レーベルの再編を行う予定です。
X(旧Twitter)のアカウントは、引き継ぎ業務を放棄した担当者の予約投稿がどのような状態になっているのか判断できないため、破棄します。代わりに新規アカウントを取得、今後はそちらで運用を行います。
最後に、担当者の独りよがりな法解釈によりご迷惑をおかけしたサントリーホールディングス様、『ボウモアと海』の出版を楽しみに待ってくださっていた読者様に謝罪いたします。そして何より、名興文庫を全面的に信用し出版を許可してくださった吹青夢視先生に、深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
吹青夢視先生には多大なご迷惑をおかけしたにも関わらず、名興文庫の今後が明るいものであるようにと御祈願いただき、感謝しても仕切れません。これまでの業務進行を全面的に見直し、吹青夢視先生の優しさを受けるに相応しい企業となるよう邁進いたします。
今後とも応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
名興文庫 代表 天宮さくら